今回ご紹介するのは、
グラフィックレコーダーとして
活動されている
ゆんさんの名刺制作。
「グラフィックレコーディング」というお仕事を、
初対面の人にもわかりやすく伝えるための
マンガ付き2つ折り名刺を
制作させていただきました。

ご依頼のきっかけ
ゆんさんと知り合ったきっかけは、
ゆんさんが2022年から開かれている
「イラスト・グラレコ講座」にて、
私が第1期生として参加したこと。
その後も
インスタグラムを通して
交流させていただいていたところ、
私の二つ折り名刺を見て
「こんな名刺を作ってほしい!」
とご依頼いただきました。
「グラフィックレコーディング(略してグラレコ)」
って言葉を初めて聞く方も多いので、
名刺で「こんなことをしています」と
説明できたらいいなと思いました。
グラレコとは?
グラレコとは、会議やイベント、
パネルディスカッションなどの場で、
話の内容をリアルタイムで
“見える化”していく技法のこと。
文字や図、イラストを使いながら、
参加者の意見や発言を
一枚にまとめていくことで、
● 話の全体像が見える
● 多様な意見が整理される
● 対話が深まる
といった効果があります。
▾グラレコについてはコチラもどうぞ
note「グラレコってやる意味あるの?」
制作の背景と課題
ゆんさんは、フリーランスの
グラフィックレコーダーとして全国で活動中。
会議やグループワーク、
パネルディスカッションなどの
現場グラレコに加え、
- 書籍の挿絵
- 図解イラスト
- イラスト講座の開催
など、幅広いジャンルで活躍されています。

そんなゆんさんの課題は、
「グラレコって何?」
「どんなお仕事?」
という質問を多く受けることでした。
グラフィックレコーディング
という言葉自体がまだまだ
一般的ではないため、
名刺を渡すだけでは
活動内容が伝わりにくいという
悩みを抱えておられました。
さらに、グラレコ以外にも
多彩な活動をされていることから
「ひと目で“何ができる人か”
伝わるツールにしたい!」
という想いをお持ちでした。
ご提案したデザイン構成
そこでご提案したのが、
「マンガ付き2つ折り名刺」。
一般的な片面名刺では
伝えきれない情報を、
見やすく・親しみやすく
まとめられるように構成しました。
また、こちらの名刺の
肝となるイラストとマンガは、
ゆんさんに描いていただくことにしました!
■表面

表面には、
ゆんさんの似顔絵イラストと
お名前や連絡先の他、
出身地や生まれ年、
好きな文房具のことや
愛犬のことなども記載!
初対面の方との
会話のきっかけになれば、
と思っての小さな工夫です♪
■裏面

裏面では、
マンガでグラレコとは?を解説。
政治経済といった難しいテーマや、
全体像が分かりにくい会議、
トークセッションなどの内容を
絵の力でわかりやすく伝える!
そんなグラレコの役目を
ひと目で伝えられるよう、
マンガにさせていただきました。
コチラで全体の構成や
ラフ図を考えご提案の上、
清書はゆんさんにお願いしました。
■中

中を開くと、
ミニポートフォリオとして活用できる構成に。
- グラレコの制作事例(実際の現場スケッチ)
- 書籍イラストの担当実績
- グラレコ講座や活動写真
といった作品をレイアウト。
名刺という小さなツールの中に
「ゆんさんってどんな人」を
ギュッと詰め込みました!
お客様の声
ゆんさんからいただいた
ご感想をご紹介します。

名刺を使ってみて、どんな効果がありましたか?
まず、二つ折りが珍しいのか
「面白い名刺ですね!」と
よく言われます^^
お仕事によっては大企業の方と
名刺交換する機会もあるのですが、
名刺をお渡しすると
「可愛くて見やすい!」と
よく言っていただきます。
まじまじと名刺を
見ていただくことも多いです!

ご感想お聞かせいただき、ありがとうございました!
まとめ
クライアント:
グラフィックレコーダー ゆん様
制作物:
マンガ付き2つ折り名刺
目的:
グラレコの内容と活動の幅を
わかりやすく伝えるツール
デザインポイント:
・マンガで視覚的に伝える構成
・中面はポートフォリオとして活用
・名刺そのものを“話が広がるきっかけ”に
せっかく対面で会って
ビジネスチャンスを広げる
きっかけにもなる名刺交換。
ただ配るだけでなく、
相手の印象に残して
「ここぞ!」という時に
思い出してもらいたいものですよね。
イラストを使った
分かりやすいデザインで、
初対面の方の興味を引き付ける
名刺を作ってみませんか?