思い入れのある育児グッズを、贈るように譲るおゆずり会「GIFT」開催案内チラシを作成しました。
ただのフリマではなく、
モノを通して人と人が繋がり、
交流できる場に、
そんな温かい場づくりを
目指されているとお聞きし、
チラシに添えるイラストも
温かみが伝わるように…と
いつものデジタルではなく
鉛筆で画用紙に描いた
イラストをスキャンし、
タブレットで色塗りをしました。
モノを気持ちよく手放し
モノを介して人が温かく繋がれたら。
今回ご依頼いただいたのは
お家のお片付けや整理のプロ
安尾かなさん。
京都市を中心にお家と心の整理を
テーマに活躍されています。
今回のおゆずり会は、
整理収納の活動を始められた
当初から感じられていた
「捨てるだけじゃない。
もっと色んな人に、
色んなモノの色んな手放し方を
提案したい。」
という安尾さんの想いがこもった、
長年温めてこられた企画なんだとか。
モノにまつわる育児の思い出を
添えて譲る事で気持ちよく
モノを手放してもらえたら。
売る、捨てる、それ以外に
譲る、寄付する、
そんな譲り方を知って欲しい。
新米ママさんは、
先輩ママさんの話を聞いて
育児が辛い時の
心の支えにしてもらえたら。
そんな企画の熱い想いを聞きながら、
チラシの構成を考えてふと思ったのが、
「コンセプトは素晴らしいのだけれど、
イベントの場がイメージしにくい」
という事でした。
ぼんやりとした事をグラフィックで整理
そこでコンセプトや
打ち合わせの内容を踏まえ、
私が分かりにくいと感じた事を
グラフィックで整理、お伝えすることにしました。
安尾さんから整理した内容を
共同開催者の田村麻実子さんに共有いただき、
どんな場にしたいかを
具体的に言語化していただきました。
そうして当初は
譲り手さんと貰い手さんを分けて、
貰い手さんは予約なしで自由に
会場へ入れるようにされていたのを、
譲り手さんと貰い手さんの区別をなくし、
モノの思い出を語りながら
参加者全員が譲ったり貰ったりする形へと変更。
より参加者同士の交流に重きを置いた形にされました。
下図のうち左は
当初のイベントの形で描いていたラフ案、
右はより「GIFT」というコンセプトを打ち出して
作成したラフ案。
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お客様の声
最後に、ご依頼いただいた安尾さんと田村さんからご感想をいただいたのでご紹介いたします!
どんなところがよかったですか?
○イラストをとおして、その場の温かい雰囲気、気持ちが伝わってくるのがとても良かったです♪(安尾さん)
○イベントのヒアリングを丁寧にしてくださったので、パッと見ただけでもコンセプトがしっかり伝わるチラシになったことがとても良かったです。にふみんさんのイラストはとても優しく穏やかな雰囲気なので、普段イベントに参加しない方でも「こんなイベントなら参加してみようかな?」と思ってもらえるのではないかと感じています。(田村さん)
どんな人にオススメされたいですか?
熱い想いがあるけど表現できない人。
人に想いが伝わる、第三者目線が欲しい人。(安尾さん)
写真では、伝わりにくいイメージをイラストで伝えたい方。チラシにオリジナリティを出したい方。(田村さん)
この度はご依頼いただき、
本当にありがとうございました!
おゆずり会「GIFT」は
今回限りではなく
今後も続けられるとのこと。
ご興味ある方は
安尾さん•田村さんのホームページを
チェックしてみてくださいね♪
安尾かなさん
https://kanayasuo.com/
田村麻実子さん
https://lifeisgood001.com/